disconstruction of the felicity

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

7月31日

最後の七月は、私の不能によって塗りつぶされた。性の愉しみを忘れることが恐ろしすぎるあまりに女男どもの裸体を見つめていたが、私の虹彩は内臓ではなくsilhouetteを捉え、虚しくも努力は無駄に終わった。脳内で男を殴った。こみ上げてきたものは色情では…

恐怖

性欲がない。女の裸を見たあの時の酩酊も、柔らかな皮膚に包まれた肉も、美しく伸び散らかした爪も、生命を象徴する産毛の靡きも、男の卑猥な痙攣や湿ったシャツの張り付きも、少女の折れた足も、風刺的に太陽光を反射する髪の毛の混沌も、すべて私を失望さ…

淫夢

これは著者が妄想に耽った淫らで如何わしい事の次第であり、決して実話ではなく、単なる私の性的緊張を解くための手段に過ぎない。以下は非常に淫猥かつ猟奇的なものであるため、閲覧には十分に注意を払っていただければ幸いである。

7月30日

快眠にも関わらず目が覚めた時には背中がびっしょりと汗で湿っていた。気怠さはしぶとく私の体に堆積したものの、清々しい気分でもあった。 今日の最も大きなイベントは第一志望校のオープンキャンパスで、きっと疲弊しているだろうと一講座しか取らなかった…

7月28日

レースから漏れた朝日を眺めながら、これほどまでに苦しいことはないだろうと思索に耽っていた。それは、昨朝私が死の魅惑に取り憑かれてしまったためである。その時私は高所を求めて焼け焦げたアスファルトの上を足でなぞり徘徊していた。侵入の簡単な集合…

7月29日

また悪夢を見た。女性と推定される人物が私の腹をナイフで三度刺すというものだ。血は恐ろしいほどに現実味を帯びており、初めて刺された時に私は自分の血飛沫を浴び、二度目以降は患部から噴火した血液が隆起し、すでに流れている川を辿るようにどくどくと…